2010年5月30日日曜日

憲法九条と即席めん

憲法九条と即席めん


自分のクライアントに、労働組合業界に強い共産党系の企業がある。

その会社の自社ビル壁面には「九条を守ろう」(正確には覚えていないが、こんな内容)の垂れ幕がある。

この会社、何を思ったか、九条を守るための啓発グッズとしてカップ麺を作った。

その名も、「平和のちから 九条麺」。

製造は「とかち麺工房」(旧十勝新津製麺)で、もともとこの会社は八穀麺を作っている。

その八穀麺にあるものを加えて「九」にして九条麺になった。


そのあるものとは「白ゴマ」。

八穀麺の中身は、「ハト麦、胚芽押麦、青玄米、もちきび、ひえ、もちあわ、玄米胚芽、黒胡麻」でそれに「白ゴマ」を加えたものだ。

かなり安直な感じもするが、アイデアは良いと思っている。


八穀麺は、野菜ソムリエの王理恵さんが、身体を壊した王貞治氏のために開発したと言われているが、真偽の程は分からない。

雑穀にこだわる王理恵さんならさもありなんという感じだが。


さて、味の方だが、現代食に慣れた方にはかなり抵抗があると思う。

コクと癖のある八穀麺が、昆布とかつおの出汁が利いた濃厚なつゆに絡み旨い、とも言えるが、麺の味に関しては好き嫌いがハッキリするところだ。

自然食や健康について意識が高い人には受け入れられ易いが、そうでない人には、「何これ?」といった反応だ。


この味が分からない人間は、現代食に蝕まれた哀れな人だと、自分は思っている。

カロリーも低い健康食だ、一度賞味されることをお勧めする。

もちろん、九条を守るかどうかの政治心情は別にして。


しかし、政治と食という組合せも面白い。













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2010年5月23日日曜日

料理が複雑系

料理が複雑系


自分は糖尿病になってから食事療法のために、仕事場で自炊している。

カロリーをキチンと管理するためには、家族と一緒の食事では迷惑をかけることになるからだ。

元々料理はほとんど毎日やっていたので問題ないのだが、カロリー計算となると食材だけでなく、調味料にも気を遣うことになる。

そのため、様々なレシピーを参考に料理する習慣が身に付いた。

インターネットやレシピー本、新聞の切抜きなど、仕事場には参考資料がたくさんある。

それらを見て思うのだが、伝統的な日本食は、とてもシンプルなレシピーなのに、ちょっと洋風の料理はレシピーがとても複雑な印象だ。

カロリーを気にする者から見ると、どうしてもシンプルな日本食に目が向く。

和洋中を問わず、もっと簡単なレシピーがたくさんあっても良いように思う。

和食の場合、簡単なレシピーでも、例えば出汁が必要なら昆布とカツオ節から取るようにしている。

出汁も美味しいし、取ったあとの昆布もカツオ節も食べられるからだ。

簡単なレシピーということは、手を抜くということではない。

基本的な作業をキチンとした上で、旬の食材や添加物のない調味料などでシンプルに調理するという意味だ。

外食やファストフードなど、濃い目の味で高カロリーな食事が蔓延する現代にあってこそ、基本形となるシンプルな料理に目を向けたい。



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2010年5月16日日曜日

食べ放題は豊か?

最近、テレビの情報番組のテーマとして、料理やグルメの類が幅をきかせている。

この不景気に売上を伸ばしている外食として、食べ放題なども取り上げられている。

本当に利益がでるのだろうかと思うくらい安い店が紹介される。


「安い」や「食べ放題」は消費者にすれば嬉しいことだろう。

しかし、本当にそれで良いのだろうか?


営業する側は努力して提供しているから、それなりに利益を出しているということだろうが、その努力の先にさらに苦しむ生産者がいるとしたら、看過できない。


また、「食」とは他の「命」を頂くことだから、食べ放題だといってガツガツ食べるのもいかがなものかと思う。


食べるとは「食の連鎖」であり、それは「命の連鎖」でもある。

そして、その命を育てている人達がいて成り立っている世界だ。


「命」をガツガツ食べる姿は、とても豊かとは言いがたい。


腹八分目という言葉がある。

何事もほどほどが良いのだ。


マグロやクジラに代表されるように食べすぎ(乱獲)は、やり過ぎだ。


他の「命」との共存共栄が必要だろう。


自身の体のためにも腹八分目が良い。


若い頃、立食パーティのバイキングで、いくら食べても満足感が得られない経験をした。

「ほどほど」のコストで、「ほどほど」の満足感が得られるような「ほどほど」の食のスタイルが良い。














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2010年5月12日水曜日

添加物が分からん

最近、家の中に「つややかなごはん」(ヱスビー食品製)というレトルトのご飯が長いこと放置されていた。

パッケージに印刷されているバーコード部分に「非売品」というシールが貼ってある。

なにやら意味有り気だが、どうも家人がどこからか貰ってきたようだ。

発芽米や玄米を常食してるので自分にとっては対象外の食品だったが、棄てるのも「もったいない」ので試食してみた。


食べるあたって表示を確認すると、原材料に「うるち米(国産)」と「グルコン酸」と書かれてある。

「うるち米」は分かるとして「グルコン酸」とはいかなるものなのか?

早速ウィキペディアで調べたが、難解な文章に歯が立たなかった。

食品に関する記述には、「グルコン酸およびその塩はpH調整剤として用いられる」と書かれていたが、ピンとこない。

入れる必要のある添加物なのかどうか、どうも分からん、という状態だった。


電子レンジで加熱して食べてみたが、普通のご飯だった。

正味200gのものだが、通常のご飯であればカロリーが320kcal(四群点数法による)のところ、このパッケージには292kcalとある。

添加物を入れたことでカロリーが下がった訳でもないだろう。


素人にとって、調べても意味不明の添加物は真っ平ゴメンだ。

インターネットの普及で情報だけは手に入るが、必ずしも理解できるとは限らない。

消費者に分かるような表示にすべきだし、だいたい添加物など入れなくてもいいのではないか。

だから「非売品」なのか。

と妙に納得した。













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2010年5月2日日曜日

宿の飯に想う

最近の温泉宿では、料金の低廉化が進んでいる。

温泉が好きな者には嬉しい現象だ。


最近では、テレビの情報番組で1万円以下の宿の紹介をよく見かける。

施設やサービスの充実、料理の豪華を謳い、しかも1泊1万円以下。


これまでの常識では、温泉宿に泊まるのは非日常のことで、普段口にすることがない豪華な料理を食べ、普段他人にしてもらうことがないサービスをしてもらい、湯量を気にせずお風呂に入る、そんなことを楽しむことが目的だったかと思う。

その名残として、いまでもお膳にこれでもかという程の量の食事が出る宿もある。

糖尿病を患い、食事療法をしている筆者としては、辛いものがある。


それはさておき、筆者が知っている公共の宿の話だ。

施設は古く、宿泊料も安くない。

施設の都合(ハード&ソフト)からか、料理の部屋出しをサービスの一つにしている。

そのため、料金を下げられないようだ。

普通のイメージとして、部屋出し料理と言うのは、広間や食堂で食べる料理よりグレードが高いものと考えるが、ここでは違う。

だから、部屋出し=子供連れでも大丈夫 といったセールストークになる。


限られたコスト中で創意工夫し、客の満足度を高めるのが料理人の腕の見せ所だと思うが、ここの料理は普通の、というより昔ながらの旅館の料理で、器も普通(ツマラナイもの)だ。


この宿の利用者の中心は、圧倒的に中高年(中年<高齢者か?)だというので、一度、料理長に生活習慣病の人(糖尿病・高血圧など)のためのお膳を作ったらと提案したが、面倒くさいと一蹴された。

料理長自身が糖尿病なのに。


「食」を軽んじてはならない。

ましてやそれを生業にしている者は、心血を注ぐべきだ。

そう遠くない未来、この宿はなくなるだろう。














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