先日テレビを見ていたら、ある病院の先生が、認知症を予防するいくつかの日常的な行動というのを紹介していた。
10数項目あったような気がするが、その中で興味を惹いたのが「料理をする」という項目だった。
その先生は、料理はクリエイティブな行動だから脳を刺激して認知症になるのを防ぐというのだ。
確かに「料理」という行動はとてもクリエイティブなことだと思う。
クリエイティブであるが故に、ゼロから創作するのが難しく、人のレシピーを頼りにする。
だから数多の料理本が発行され、料理に関するインターネットサイトも人気があるのだろう。
自分でゼロから考えて料理すると言うのはかなり難しいものだ。
何か雛形があって、それを自分なりにカスタマイズするというのでさえ、難しい作業だ。
しかし、それだけに、イメージしたものが料理されて器に盛られ、食べて美味しかったら、これほど嬉しいことはない。
料理をあまりせずに、出来あいの惣菜やインスタント食品、外食等で多くの「食事」を済ますのはモッタイナイことだ。
素人でもクリエイティブなことが楽しめ、ある意味「アーティスト」気取りになれる「料理」にもっともっと取り組むべきと思う。
定型や定番、基本はあっても、それにこだわらずに料理するのも面白いものだ。
失敗しても、どうせ責任をとって食べるのは自分だから。
怖いものはない。
弁当庵

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