一粒のお米
弁当の蓋を開けた時、最初にすることが、蓋の裏に付いたご飯粒を一つひとつ食べることだ。
炊飯器の中に残ったご飯も一粒残らずつまんで食べる。
小さい頃、ご飯を残すことは許されなかった。
食糧事情が厳しかったせいもあるだろうが、食糧を無駄にしない習慣が日常の隅々にまで行き届いていた。
お米だけでなく、味噌や醤油を貸し借りする時代だ。
自分は昭和29年生まれだが、この世代の多くは同じように躾けられ「もったいない」が身についていると思う。
最近の若い世代がご飯を平気で残し、捨てている様を見ると不愉快な気分になる。
食糧を無駄にし捨てる生活が豊かとはいえない。
限られた食材でも豊かな食卓だった時代もあるのだ。
流通が発達し、生産者との距離が遠くなり、加工品が増える時代では、食糧のありがたみはないのだろう。
蛇足だが、世代に関係なく食糧を無駄にする習慣が身に付いている人たちがいる。
もちろん例外もあるだろうが、自分の経験では、商売、特に飲食店を営む家の子どもには、食糧に対する「もったいない」感覚がないようだ。
一度身に付いた習慣はなかなか修正できない。
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