20代半ば頃、香港で暮らしていたことがある。
時折、香港島にあるホテルで、朝の珈琲を飲むことがあった。
そのホテルは当時JAL御用達で、朝の時間、珈琲ショップにはスチュワーデスのお姉さん達が結構いた。
そのお姉さん達がタバコをモクモクと吸っている姿を見て、幻滅した記憶がある。
※余談だが、その頃からJALが嫌いだった。客を小馬鹿にしたような慇懃さが嫌だった。
それはさておき、その珈琲ショップのテーブルにある砂糖を見てショックを受けたことも鮮明に憶えている。
今では当たり前になったが、いわゆる普通の砂糖(多くの場合グラニュー糖)と人工甘味料が置いてあった。
人工甘味料は当然のことながらカロリーを気にする人が使うものだが、そのパッケージに印刷されている文言に驚いたのだ。
それは、飲むと発がんする可能性があるというものだ。
最初は目を疑ったが、どう読んでも、そう書いてあった。
今から30年ほど前のことである。
当時の日本では、このようは表示はあり得なかった。
それだけにこのような積極的な表示にある種の感動を覚えた。
最近ではタバコでもその危険性を記述しているが、それだけ消費者に責任が移行しているといえる。
発がん性があると書いてあって使用したのだから、責任は消費者にあるというロジックだ。
現在自分は糖尿病だから摂取カロリーを気にしているが、だからといって発がん性がある甘味料を使う気にはなれない。
健康よりも食べたいものを食べるという食習慣(あるいは欲望)の方が、支配力が強いのだろう。
カロリーオフとか糖質ゼロといった表示の飲み物があるが、ほとんどの製品にこの手の甘味料が使われている。
カロリーを気にして癌になる、といった構図か。
甘味料にも天然のものとケミカルのものがある。
それは次号で。
┏┏┏┏※関連サイト━━━━━━━━━━━━━━
┃
┏■弁当庵
┃ 低カロリー簡単手抜き弁当おかずのレシピー
┃ http://o-bento.org/
┃
┏■失敗しない低カロリーダイエット食事術
┃ http://calorie-diet.org/
┃
┏■ダイエット食品の通販サイト
┃ http://success-diet.org/
┃
┃ http://twitter.com/foodteller
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


