2010年10月11日月曜日

どんぐりに思ふ

どんぐりに思ふ

どんぐりはリスの主食だという。

人間にとってはナンだろう?


子どもの頃は、どんぐりと竹串や竹ヒゴなどを使って動物を作ったり、お尻の部分を削り、中身を削り出して笛を作ったりした。

そんな思い出があるので、公園などでどんぐりを見つけるとすぐに拾う習性がある。

だいぶ昔のこと、近所の公園で拾ったどんぐりをプランターに埋めておいたら芽が伸びたので、実家の庭に移植した。

5本のうち2本が成長した。

成長が早く、庭が手狭になったので、そのうち1本を(管理していた親父が)伐採した。

残った1本はさらに成長を続け、高さが3メートル以上になったが、親父が、高齢でこれからの手入れが大変だということで、最近、2メートル程の高さで伐採してしまった。


そんな訳で、たぶん人一倍どんぐりを気にしている人間として気がかりなことがある。

最近、奥湯河原近くにある「紅葉の郷」へ取材に行った。

バス通りからは徒歩で、「紅葉の郷」までの道のりが約1.5キロほど。

この周辺にはシイ・タブ・カシの樹木が多いようで、歩きながらたくさんのどんぐりを見た。

しかし、それは今までに見たことがないどんぐりだった。

鮮やかな緑色だったのだ。

どんぐりと云えば、茶色のものと相場が決まっている。

熟す前に落ちているようだった。

それとは別に気がかりなことを、最近都内で経験した。

江東区にある辰巳公園でのこと。

まだ、熟していないどんぐりが枝に付いたまま落ちていた。

勝手な想像だが、今年の夏の猛暑が影響しているのではないだろうか。

そんなことを考えていた頃、毎週生協から買っている泥付き長ネギが、この猛暑の影響で欠品だった。

今年の猛暑は、人間にもリスにも「食糧供給」面に大きな傷跡を残したのか。


ちなみに、辰巳公園はサクラ並木が有名だが、どんぐりもたくさん拾える。

見事な大きさのどんぐりがたくさん落ちていたので、お約束どおり、コンビニ袋に一杯持ち帰ってきた。

いま、水に浸して選別中。














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見切り品という贅沢

見切り品という贅沢


先日、都内の某スーパーに立ち寄ったら、傷があったり、やや古めの野菜が見切り品としてワゴンで売られていた。

その日の内に食べるであろうものを数点買ったが、ついでにかなり傷みがきている椎茸も買ってみた。

そのまま1日も放置したら溶けてしまいそうな代物だった。

食べる予定はなかったが、干し椎茸にしてみようと買ってみたのだ。

その日の内にザルに入れて、室内干しをした。

仕事場なので、外付けハードディスクの上や、チューブ式モニターの上に置いてみた。

結果、翌日には程よく乾燥していた。

ハードディスクの上の方が乾燥には適しているようだ。

安い時に見切り品の野菜を買って、それぞれに適した加工をすることで、かなり経済的な食生活ができそうだ。

見切り品の野菜を保存食に加工するのは面白い。

結構贅沢なことかも知れない。
















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日本古来の調味料

日本古来の調味料

先日、ある料理本を見ていたら面白い調味料に出会った。

それは、煎り酒(いりざけ)という。

煎り酒とは、江戸時代に用いられていた日本の古い調味料で、日本酒に梅干を入れて煮詰めたものだという。

以下ウィキペディアからの引用

室町時代末期に考案されたといわれており、江戸時代中期までは垂味噌と伴に広く用いられた液体調味料である。江戸時代中期から醤油が普及するにしたがい次第に利用されなくなり、現在では一般に利用される事はほとんど無い。醤油のような強い個性を持たず素材の風味を生かすので、白身魚や貝類の刺身に相性がよい。一時は完全に忘れ去られた調味料であるが、近年再評価されつつあり高級料亭などで刺身のつけだれとして利用される事が増えてきている。

---ここまで

つくり方はいろいろあるようだが、基本形は、日本酒1合(180ml)に大き目の梅干1個を入れ火にかけ、梅干の風味がよく出るように軽くほぐし、半分ほどの量になるまで弱火で煮詰め、その後、布巾や茶漉しで梅干を漉し、冷暗所で1~2日置いて味をなじませるというもの。

最初にみた料理本では、鰹節を入れているので、次のような材料で試してみた。

酒:400g
梅干し:3個
鰹節(厚削り):15g

初めての試みなので、どの程度の味が適当なのか分からないが、初めて経験する味だった。

やや鰹節が強い印象なので、次は酒と梅干しだけでやったみよう。

日本の味は奥が深い。
















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